2017年に購入したMacbook pro 2017 が、最近調子が悪くなったので色々と調べてみました
症状としては、液晶画面を開いてからしばらくは、画面が表示しているものの 10㎝ぐらい開くと 画面が消えるという現象が発生
どうも 2016年 2017年モデルはバックライトケーブルが短く、開け閉めを行っているとバックライトケーブルに負荷がかかって亀裂が発生し バックライトが消えるようです
2016年モデルは、
13 インチ MacBook Pro ディスプレイバックライト修理プログラム - Apple サポート
と言うことで 無償修理対象
ところが2017年モデルは、対象外…
しかも 2017年モデルは、バックライトケーブルが液晶から直に付いていてケーブルの交換は、画面ごと交換で修理費は 7万近く
ネットを調べてみると、半田付けを行うことにより直るとの事
半田付けでの修理業者もあったので、見積依頼を行うと約3万
うーん…自分で直すか…
まずは、後ろのカバーを外します
分解は、ここを参考にしました
MacBook Pro 15" Touch Bar 2017 スクリーンの交換 - iFixit リペアガイド
カバー取り外し後、バックライトケーブルの固定ネジを外し、ケーブルを見てみると…
やはり…
赤枠に、確かに亀裂(と言うか…切れていた…)
このまま作業を行いたかったので、不要紙を基盤側にあてて そこからケーブルのみを取り出して基盤を養生し、半田付けを行いました
(イメージは、手術の時の患部以外は、布がかかっている感じ)
パターンの上に黒い被覆がコーティングされていますが、それは 柔らかいのでカッターの先でコリコリしていれば 配線がむき出しになります
作業時は、ケーブルが柔らかいのでふわふわしますし、今後の断線予防の為に裏側に、カプトン テープを貼り補強
あとは、はんだ
写真をみたらわかりますが、はんだのイメージとしては 上下の太い部分を普通にはんだする感じで 他の細い線は、少しはんだがついた小手を軽く当てる感じでやれば、うまくいくかと
注意としては 細い線をはんだしようとすると 1本の線がはんだで合体しますので、ここは 軽く小手を当てる感じかなと
半田後は 今後の補強もかねて 2液の接着剤で超薄く 補強と絶縁
そして…組立
復活!!
作業時間は、分解・組立に10分
被覆剥離とはんだの為の養生に5分
半田作業に 20分ぐらいかな…
半田こては、先端のかなり細い物(私は、手元になかったので 替えのコテをやすりで削って超細く加工)
はんだせんもなるべく細いほうがよいけど、ケーブルの両端は太めのラインなのでそこさえはんだできれば、あとの細い線は すこしはんだのついたコテでなでるだけ
そんな感じで、復活しました
あっ!!
作業はかなり細かいので 固定できるルーペは絶対にいりますよー
ちなみに…
自分で直したいけど、自信がないなーってことなら ケーブルがamazonで購入できますので、それで一度 被覆剥離とはんだの練習をしてから本番もありかも
亀裂が入るのは、amazonの写真の上側の白で文字が書いてある裏側です
そこさえ、はんだ出来れば、バックライト不良のMacbookProも復活!!